作業道(さくぎょうどう)とは、森林作業や造成・土木工事で資機材の運搬や重機の通行のために設けられる簡易的な道路を指します。林業では間伐や搬出に用いる路網、土木現場では工事用の仮設道路を指すことが多く、ドローン測量では計測の進入経路、点群上での地形の連続性、安全な離発着場所の選定などに関わる要素となります。
作業道の概要・ポイント
作業道は恒久的な舗装道路ではなく、現場の進捗に応じて新設・延長・改変されます。測量計画では、進入手段と計測タイミングの両面で考慮します。
- 機材・重機の進入経路として安全に直結する
- ドローンの離発着適地の候補になる
- 土量計算では掘削・盛土の対象になる場合がある
実務での使い方・注意点
現場では「山中の現場まで機材を運べるか」「作業道の途中までしか車が入れない」といった相談が多くあります。ロケハンでは、作業道の幅員・路面状況・行き止まりの有無、離発着に使える平場、通行車両との交錯を確認しています。離発着場所の安全と第三者・通行車両への配慮を踏まえて飛行計画を立て、計測・処理・QCを経て、地形はDXF/DWGやLandXML、点群はLAS/LAZで納品します。作業道自体が掘削・盛土の対象となる場合は、計測時点での形状を記録し土量計算の基準として扱います。狭隘で見通しの悪い作業道沿いでは、地上型レーザースキャナの併用を提案することもあります。
東海エアサービスの対応
測量業登録 第(1)-37730号・全省庁統一資格を保有し、218件以上の実績(2025年時点)をもとに、山間部や造成地の作業道沿いの現場でも安全な進入・離発着計画を含めて計測を行います。愛知・三重・岐阜・静岡の東海4県を中心に、林地や土木現場の地形計測・土量計算に対応します。
土量は、計算範囲・控除範囲・基準面を先に決め、現況の点群と基準面の差から計算します。
- 計算範囲
- 土量に入れる範囲です。範囲図で示します。
- 控除範囲
- 土量から除く範囲です。ご指定の控除範囲や緑地は区分して計算します。
- 基準面
- 舗装の部分は、仕上げ高でなく路床高で基準面をつくります。
計算範囲・控除範囲の指定と基準面の考え方は、お見積もりの段階で伺います。数量は計算書と範囲図でお渡しします。
出典:当社の土量計算の進め方(大型商業施設の新築工事の事例ほか)
無料の土量コスト計算機を使うよくある質問
車が現場まで入れない場合でも計測できますか
多くの場合、近くの平場からの離発着や機材の携行で対応します。進入可能な範囲はロケハンで確認します。現場条件により異なるためご相談ください。
作業道の土量も計算できますか
可能です。計測時点の作業道形状を記録し、設計面との差分から掘削・盛土量を算出します。基準とする地盤面の定義を事前にすり合わせます。

