アンカーボルト据付とは、鉄骨柱脚を固定するボルトを基礎コンクリート内に設計位置・高さで埋め込む作業をいう。位置・レベル・アンカーフレームの水平精度が建方作業全体の精度を左右する。柱脚の形式(露出型・埋込型等)によって求められる精度や施工手順が異なる。
位置決めの流れ
通り芯・基礎芯からアンカーフレームの中心をオフセットで割り出し、水糸やテンプレートで固定した後にコンクリートを打設する。打設中にフレームが動くとやり直しが効かないため、打設前後で位置・天端高さを検測して記録に残す。打設後にボルトの通り・偏心が基準を超えていれば、鉄骨建方前に是正するか設計者と協議する。コンクリート養生中もフレームの固定状態を目視で確認し、異常があれば早期に手を打つ。
実務での注意点
- アンカーボルトの通り・逃げ寸法は許容誤差が数mm単位と厳しく、コンクリート打設時の型枠振動でもずれる
- 天端高さはベースモルタル厚みを見込んで設定し、鉄骨建方時の高さ調整代を確保する
- 打設後の養生中にフレームが動いていないか、コンクリートが固まる前に再確認する

