愛知の残土処分費はいくら?距離×車種×量で“ざっくり当てる”方法【無料計算付き】
「まず相場感が知りたい」「今日の搬出でいくら見ておけばいい?」──そんな現場向けに、 距離×車種×体積で残土処分費を30秒で“当てる”手順をまとめました。 この記事の式と無料の土量コスト計算機を組み合わせれば、即座に概算→比較→相談まで走れます。
要点(先に結論)
- 費用は距離と待機で大きくブレる。まずは距離→時間→台数の順で“当て”る。
- 台数の基本式:(体積 × 係数) ÷ 1台のm³(四捨五入)。
- 費用の“安全側”は体積単価・台当たり・時間単価の3方式の最大値を採用。
- 土量コスト計算機で30秒概算
“ざっくり当てる”4ステップ
1) 前提を固める(体積・係数)
2) 車種とm³目安
- 2t:約2〜3m³、4t:約4〜5m³、10t:約6〜8m³(進入制限に注意)
3) サイクル時間の目安
往復距離 / 速度 + 待機(ゲート/計量) + 積込/荷下ろし。
| 項目 | 例 | メモ |
|---|---|---|
| 距離 | 片道5/10/20/30km | 市内は渋滞時間帯に注意 |
| 平均速度 | 30km/h | ルートと時間帯で上下 |
| 待機合計 | 8分 | ゲート/計量/誘導 |
| 積込・荷下ろし | 各4分 | 現場レイアウト依存 |
4) 台数→費用の3方式で比較
- 台数 ≒ (体積 × 係数)÷ 1台のm³(四捨五入)
- 費用(体積単価)= 体積単価(円/m³)× 調整後体積
- 費用(台当たり)= 台当たり単価(円/台)× 台数
- 費用(時間単価)= 時間単価(円/台・時)× サイクル時間(時)× 台数
どの方式が主流かは案件/事業者で変わります。3方式を全部試算し、最大値を「安全側の当て」として採用すると事故が少ないです。
早見表(例):体積200m³・係数1.15のとき
※費用は契約形態で変動が大きいため、ここでは必要台数の目安のみを表示。費用は前節の3方式を計算機で比較してください。
| 車種 | 1台のm³目安 | 距離(片道) | 往復距離 | 平均速度 | サイクル時間 | 必要台数(概算) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2t | 2.5 | 5km | 10km | 30km/h | 20分+待機 | 92台 |
| 2t | 2.5 | 10km | 20km | 30km/h | 40分+待機 | 92台 |
| 4t | 4.5 | 5km | 10km | 30km/h | 20分+待機 | 52台 |
| 4t | 4.5 | 20km | 40km | 30km/h | 80分+待機 | 52台 |
| 10t | 6.5 | 10km | 20km | 30km/h | 40分+待機 | 36台 |
| 10t | 6.5 | 30km | 60km | 30km/h | 120分+待機 | 36台 |
ブレやすい要因(愛知でよくある)
- 渋滞帯:名古屋高速/幹線のピーク時間は速度が大きく低下。
- 進入制限:10t不可→4t/2tに分けると台数と単価が上がりがち。
- 含水・ガラ混入:受入停止/割増/ふるい条件などで費用が変動。
- 待機の見落とし:ゲート・計量・荷下ろし誘導で1台数分〜十数分。
概算の次:実測→精度→精算まで
当社(名古屋本社)は、概算の次の一手も支援します。
- ドローン測量で出来形と土量を短時間で把握
- 三次元点群・BIM/CIMで協議用の根拠資料を整備
免責・留意事項
- 本記事の数値は概算の目安です。契約見積・請求・精算は仕様書と協議値を優先。
- 法令・自治体ルール・区分(建設発生土/産廃)・証憑(マニフェスト等)は現行基準に従ってください。
よくある質問
Q. 単価はm³・台当たり・時間のどれで見ればいい?
A. 事業者や現場で異なるため、3方式で試算→最大値を安全側として採用するのが無難です。
Q. 距離は片道?往復?
A. 計算では往復距離でサイクル時間を出すのが安全です。距離定義をチーム内で統一してください。
Q. 高含水・ガラ混入の扱いは?
A. 受入停止/割増/ふるい前提など対応が分かれます。事前に受入先へ確認するのが確実です。
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)

