赤外線調査


赤外線調査|外壁・インフラ点検の一次スクリーニング | 東海エアサービス株式会社
非破壊・足場不要

赤外線調査(外壁・インフラ)

建築基準法12条点検の一次スクリーニングに最適。
異常温度分布を可視化し、打診や補修範囲を最適化します。

対応:公共施設/集合住宅/商業施設/橋梁・法面 等

よくある課題

  • 全面打診は費用・工期・安全性の負担が大きい
  • 高所・夜間作業の安全リスクが高い
  • 劣化箇所の当たりを付けられず、調査コストが膨らむ

赤外線調査で解決

  • 非接触で広範囲を短時間にスクリーニング
  • 異常の疑い箇所を抽出し、打診範囲を最適化
  • 夜間・早朝の撮影で熱環境をコントロールし精度向上

サービス内容

外壁タイル・モルタルの一次診断

外装仕上げの浮き・剥離の疑い箇所を抽出。赤外線画像+可視画像の対で位置特定。

橋梁・法面・インフラのホットスポット検出

水分浸入・断熱欠損・供用劣化の兆候を温度分布から早期把握。

ドローン×地上機のハイブリッド

高所はUAV(Zenmuse H20T等)、近接は地上サーモで死角を最小化。

レポート納品・打診用下絵作成

疑い箇所を図示し、優先度と面積概算を付与。後続の打診・補修がスムーズ。

実施フロー

1. 事前設計

対象・熱環境・時間帯・角度を設計

2. 撮影

UAV/地上機で赤外線&可視を同時取得

3. 解析

温度差・形状パターンで疑い箇所抽出

4. レポート

下絵・優先度・修繕方針の示唆を納品

納品物(例)

赤外線解析レポート(PDF)

  • 温度画像・可視画像の対比
  • 疑い箇所の下絵・面積概算
  • 再撮・打診の推奨範囲

画像データ一式

  • サーモ:JPEG/PNG(放射率・温度レンジ情報)
  • 可視:JPEG
  • 位置情報メタデータ(必要に応じて)

料金目安

対象規模・撮影条件(時間帯・仰角・周辺放射)により変動します。以下は概算の一例です。

  • 中規模施設(延床1万㎡規模):30〜80万円
  • 大規模施設(延床5万㎡規模):80〜180万円
  • 橋梁・法面などインフラ:現地条件により個別見積

※一次スクリーニング(赤外線)で抽出後、必要範囲のみ打診を実施することで、総コストを最適化できます。

導入事例

公共施設|足場費ゼロで危険箇所を抽出

早朝撮影と陰影条件の最適化で感度を確保。打診範囲を40%削減。

商業ビル|夜間撮影で営業影響を最小化

異常温度分布を可視化し、補修計画の優先順位づけに貢献。

よくあるご質問

12条点検の代替になりますか?

赤外線は一次スクリーニングです。抽出結果をもとに必要範囲で打診等の精密調査を行う運用を推奨します。

撮影の適切な時間帯は?

外装材と環境条件に依存しますが、熱安定が得やすい早朝・夜間を基本に設計します。

雨天や強風時は?

熱環境が乱れるため延期判断します。代替日程は事前計画で確保します。

ドローン飛行申請は?

当社で包括・個別の申請/調整を実施。安全管理計画も含めてご提示します。

赤外線調査のご相談・お見積り

要件未確定でも大丈夫。対象・日程・熱条件から最適な進め方をご提案します。