公共測量作業規程とは、官公庁が発注する公共工事の測量において、成果品の精度・形式・納期などを定めた統一的な指標です。測量法に基づき、国土交通大臣が定めています。
規程の役割
公共事業は多くの自治体・関係機関が連携するため、成果の互換性と精度を確保する必要があります。公共測量作業規程はその基準となります。
- 精度基準:平面精度(±○○cm)、高さ精度を規定
- データ形式:ShapeFile、GeoTIFF、LASなど標準フォーマットを指定
- 品質管理:外業(観測)、内業(処理)の各段階で検査
- 納品物一覧:成果図、数値データ、座標リスト等を明記
ドローンLiDAR測量での活用
ドローン搭載LiDARで取得した点群データを公共工事に活用する場合、作業規程の精度基準をクリアする必要があります。東海エアサービスの地上型レーザースキャナによる計測も、この規程に基づく品質管理で対応しています。
発注者・受注者の確認ポイント
公共工事の測量見積を受ける際は、発注仕様書で「公共測量作業規程準拠」の明記を確認し、精度・納品物を事前に把握することが重要です。
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)