打継目地とは、コンクリートを一度に打設しきれない場合に生じる、先行して打設した部分と後から打設する部分との境界に設ける目地のこと。構造的な弱点になりやすいため、位置と処理方法があらかじめ計画される。
関連用語: 誘発目地、型枠検査
打継位置の考え方
打継目地は、せん断力の小さい位置や施工上区切りやすい位置(スラブなら中央付近、壁なら開口部の上下など)を選んで計画する。打継面はレイタンス(表面の脆弱層)を除去し、目荒らしをしたうえで後打ちすることで一体性を確保する。一度に打設する範囲が広い工区では、打継計画そのものが工程割りの区切りにもなる。
実務での注意点
- 打継位置は事前に施工計画で決め、現場判断で安易にずらさない
- 止水を要する部位(地下外壁・水槽等)は止水板や膨張止水材の設置を確認する
- 打継面の清掃・目荒らしが不十分だと、豆板や漏水の原因になる。先行打設面のレベル・通りは後続の型枠検査でも基準になるため精度を確保しておく
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)