トラバース点とは、トラバース測量(多角測量)によって設置される、位置(座標)と高さが既知の control point(基準点)のことです。既知点から順番に距離と角度を測って新たな点の位置を求めていく際、各測点がトラバース点となり、次の測点や周辺の詳細測量(境界杭・構造物の位置出しなど)の基準として使われます。
トラバース点の設置・管理で確認する点
- 既知点(基準点・引照点)からの結合誤差(閉合誤差)が許容範囲内か
- 点の保全状態(工事中に亡失・移動していないか)
- 後続の測量者が使えるよう、点の位置・成果を記録として残しているか
現場では、長期にわたる工事の途中でトラバース点が重機の通行等により亡失してしまい、測量のやり直しが必要になる相談が少なくありません。工事エリア外への設置や、要所での複数点の予備設置が実務上の対策になります。
基準点の設置・管理についてのご相談はお問い合わせフォーム、お電話(050-7117-7141)までご連絡ください。
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)