床掘り(根切り)とは、基礎や地下構造物を築造するために、計画の深さまで地面を掘削する作業をいう。掘削底面の高さ管理が後工程の基礎精度を決める。土質によっては山留めや排水対策も同時に検討する。
測量との関わり
床掘りの深さは丁張りの水糸レベルを基準に管理する。掘削が進むほど基準が地表から遠くなるため、床付け面(掘削の底)で改めて高さを確認し、計画深さとの差を測量で押さえておく必要がある。掘りすぎた場合は埋め戻して転圧するなど手戻りが発生するため、深さの節目ごとにレベルを確認しながら掘り進めるのが実務的な進め方になる。
実務での注意点
- 床付け直前は複数箇所でレベルを確認し、掘りすぎ・掘り不足を防ぐ
- 床付け面の高さ記録は出来形管理の資料として残す
- 掘削深さが大きい区間は丁張りの控え杭を離れた位置に設けて基準を保持する
- 湧水が出る現場は排水を先行させ、測量時の視通・足場を確保する
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)