一定の半径を持つ円弧一つだけで構成される、道路線形で最も基本的な曲線。BC(曲線始点)からEC(曲線終点)まで半径が変わらず、計算・現地設置ともに比較的単純な曲線形式にあたる。
関連用語: BC(曲線始点)、EC(曲線終点)、複合曲線
複合曲線との違い
単心曲線は半径が一定のため、接線長・曲線長といった要素をひとつの半径値から計算できる。これに対して複合曲線は区間ごとに半径が変わるため計算要素が増える。市街地の交差点や小規模な道路では、単心曲線で線形が計画されることが多く、測設計算・現地作業とも比較的シンプルに進められる。
実務での注意点
- 設計図に記載された半径・交角の数値を測設計算の前に必ず突き合わせる
- 中間点は等間隔の測点(No.杭)で追い出し、曲線全体の形状を検測で確認する
- 緩和曲線を挟む設計かどうかで、BC直前の取り付け方が変わるため図面表記を確認する
- 半径が小さい単心曲線では、片勾配(カント)の設定値も大きくなる傾向がある
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)