変状(へんじょう)とは

定義と概要

変状とは、コンクリート躯体や外壁材が経年劣化や施工不良により、ひび割れ、剥離、浮き、色褪せなどの外観上の異変を生じた状態を指します。建物調査では劣化度評価の基準となる重要な要素です。外壁タイルの浮きやモルタルの剥落、コンクリート表面のクラック、鉄筋露出といった症状が該当します。

実務での使い方・注意点

外壁調査時には、変状の有無・程度・分布範囲を正確に記録することが補修工事の計画立案に直結します。目視調査では見落としが生じやすいため、赤外線サーモグラフィーやドローン撮影を活用して浮きや内部空洞を検出します。東海エアサービスではドローンとサーモカメラを組み合わせた調査対応が可能であり、Pix4Dmapperなどのソフトで三次元解析も実施しています。調査報告書には変状箇所を写真および図面で明示し、劣化原因の推定も記載することで、施主への説明責任を果たせます。大規模建築物の場合、変状発生の時系列データを蓄積することで、予防保全の判断根拠となります。


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