整準・求心とは、測量機器を使用可能な状態にする2つの基本動作で、器械を水平にすることを整準、地上の点の真上に器械の中心を合わせることを求心という。
関連用語: 器械点、器械高、トータルステーション
観測前に必ず行う基本動作
三脚を据えたら、まず気泡管を見ながら脚と整準ねじで水平を出す(整準)。次に光学求心器やレーザー求心を使い、器械の中心が目的の点の真上に来るよう三脚の脚を動かして合わせる(求心)。この2つが崩れたまま観測すると、以降のすべての角度・距離・高さの計算に誤差が伝わる。トラバース測量のように器械を何度も据え直す作業では、この基本動作の速さと正確さがそのまま作業効率に反映される。
実務での注意点
- 整準と求心は互いに影響し合うため、片方を直したら必ずもう片方も確認する
- 三脚の設置面が柔らかいと据付後に沈んでずれるため、堅固な地面を選ぶ
- 観測の途中で気泡がずれていないか、定期的に見直す
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)