リサンプリングとは

リサンプリングとは、デジタル画像や点群、ラスタデータの解像度・グリッド間隔を変更する際に、新しい画素やグリッド点の値を周囲のデータから再計算する処理を指します。ドローン測量ではオルソ画像やDSM/DEMの解像度統一、座標系変換に伴う再配列で必須となり、最近傍法・バイリニア・バイキュービックなど補間手法の選択が成果物の精度と見た目を左右します。

リサンプリングの概要・ポイント

リサンプリングは入力データと出力グリッドが一致しない場面で発生します。代表的な補間手法には次の特徴があります。

  • 最近傍法: 元の画素値を保持。土地利用分類など離散値データに適する
  • バイリニア法: 周囲4画素から平滑化。標高など連続値に適する
  • バイキュービック法: 周囲16画素を使い滑らかだが計算負荷が高い

実務での使い方・注意点

現場では「複数回のフライトで解像度がバラバラなデータを統一したい」「他社作成のDEMと自社オルソを重ねたい」といった相談が多くあります。見積時には元データの地上解像度(GSD)、出力したい解像度、座標系・投影法、対象データが連続値か離散値かを確認しています。標高や植生指数のような連続値データを最近傍法で処理すると段差が生じ、逆に分類データを平滑化すると意味のない中間値が発生するため、データ種別に応じた手法選択が品質管理(QC)の要点です。処理はMetashapeやPix4Dmapperでオルソ・DSMを生成後、TREND-POINTやGIS上でグリッド再配列を行い、LAS/LAZ・GeoTIFF・DXF/DWGなどの形式で納品します。

東海エアサービスの対応

測量業登録 第(1)-37730号・全省庁統一資格(役務・全国)を保有し、ドローン測量218件以上(2025年時点)の処理実績があります。解像度や座標系が混在したデータの統一、官公庁納品仕様に合わせたグリッド設定まで対応し、東海4県(愛知・三重・岐阜・静岡)および隣接県で承ります。

よくある質問

解像度を上げるリサンプリングで精度は向上しますか

グリッド間隔を細かくしても、元データに含まれない情報が増えるわけではありません。見た目は滑らかになりますが本来の測定精度は元のGSDに依存するため、過度な高解像度化は推奨していません。

座標系変換でリサンプリングは必須ですか

投影法や原点が変わるラスタ変換では画素位置が再配置されるためリサンプリングが伴います。ベクタ(DXF等)であれば座標計算のみで補間は発生しません。料金は現場条件やデータ量により異なるためご相談ください。

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TAS Technical Writing Team(技術記事監修)

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