ノンプリズム測距とは

ノンプリズム測距とは、反射鏡(プリズム)を立てずに、対象物の表面へ直接レーザーを当てて距離を測る方式である。

関連用語: トータルステーション、ピンポール・プリズム

プリズムが立てられない場所での活用

高所の梁下や配管の裏、法面の危険箇所など、人が入って反射ターゲットを立てられない対象物の測距に使う。壁面や躯体の出来形確認、既存構造物の現況測量など、対象に触れずに寸法を押さえたい場面で有効だが、反射率の低い素材や斜めに入射する面では誤測距が起きやすい。動態観測のように立入りできない構造物を継続的に測る用途とも相性がよい。

実務での注意点

  • ガラスや光沢面、黒い素材は反射が弱く測距できないことがあるため事前に試し測りする
  • ビームが対象の縁や隙間に入ると背後の物を誤って測ることがあり、狙う点を明確に絞る
  • プリズム測距に比べ精度が落ちる場合があるため、重要寸法はプリズムでの検測と併用する

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