目地割りとは、タイルや石材などの仕上げ材を張る際に、目地幅が均等になるよう割付けを決める作業をいう。役物の位置や端部の半端寸法を事前に調整するために行う。割付けを詰めずに張り始めると、端部で寸法の帳尻合わせができず見切りが乱れ、施工後のやり直しが利かない。
割付けの進め方
基準となる通り芯や壁心から、材料の実寸と目地幅を積算して割付け図を作成する。端部に半端な寸法が出る場合は、目立たない位置に逃がすか、材料をカットして寸法を調整する。
割付け図が必要になる理由
壁の端から端までを材料寸法で単純に割ると、端部で半端なカット材が出て見た目が乱れる。事前に割付け図を作成し、中心から左右対称に割り付けたり、目立たない出隅・入隅側に半端を逃がしたりすることで、仕上がりの見え方を整える。天井・床と絡む部位は、上下左右の割付けを同時に検討する必要がある。
実務での注意点
- 割付け図と現場の墨出し結果を、材料を張り始める前に必ず照合しておく
- 開口部・設備配管の位置が目地や役物の位置に重ならないよう事前によく調整する
- 目地幅の許容誤差を仕様書で確認し、張り進めながら定期的に検測する
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)