LGS割付とは、軽量鉄骨(LGS)下地の間仕切り壁・天井下地の位置とピッチを図面に落とし込み、墨出しする作業をいう。仕上材のジョイント位置とも関係するため内装工事の基準になる。壁の仕様(耐火・遮音等)によってスタッド間隔や下地の仕様が変わる。
関連用語: 割付図、仕上墨、出隅・入隅
割付を先に決める理由
スタッド(縦材)のピッチはボードの規格寸法に合わせる必要があり、開口部・設備配管の位置とも干渉しないよう総合図の段階で調整する。現場で個別に割り付けると建具枠や設備開口の位置でスタッドが欠損し、補強が後追いになる。天井下地の割付も同様で、器具の開口位置との整合を先に取ってから野縁のピッチを決める。長い壁面では累積誤差が出やすいため、途中に基準墨を追加して区切って割り付ける。
実務での注意点
- 建具枠・点検口・スリーブなど開口位置を先に墨出ししてからスタッドピッチを割り付ける
- 床から天井までの通りを上下階で揃え、ランナーの通り芯がずれていないか検測する
- 耐火間仕切りなど仕様指定のある壁は、割付前にスタッド仕様・ピッチの規定値を確認する
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)