直線から円曲線(あるいは円曲線から直線)へ移る区間に挿入する、曲率が徐々に変化する曲線。直線(曲率ゼロ)から一定半径の円曲線へいきなり切り替わると走行時の遠心力が急変するため、その変化を滑らかにつなぐ役割を持つ。
関連用語: クロソイド曲線、単心曲線、片勾配(カント)
クロソイド曲線との関係
緩和曲線は概念上の分類で、実際の道路設計ではクロソイド曲線がその代表的な形として使われることが多い。緩和曲線の区間では、片勾配(カント)も直線部の水平から円曲線部の設計値まで徐々にすり付けられるため、平面線形と横断勾配の両方をこの区間で管理する。
実務での注意点
- 緩和曲線内は曲率が連続的に変わるため、等間隔の測点で座標を個別に計算する
- 片勾配のすり付け区間と平面線形の緩和曲線区間がずれていないか設計図で確認する
- 高速走行が想定される区間ほど緩和曲線長が長く設計されるため、区間長を取り違えない
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)