等高線のうち、一定間隔ごとに太い実線で強調して描く基準となる線。地形図では通常、主曲線を数本引くごとに1本を計曲線として太くし、標高の数値を注記することで、等高線図を目で追いやすくしている。国土地理院の地形図をはじめ、現場で作成する三次元地形図でも同じ考え方で描かれる。
関連用語: 起工測量、主曲線、補助曲線
主曲線・補助曲線との使い分け
計曲線には標高の数値を注記するのが通例で、現場では計曲線の数値を追うことで大まかな高低差をすばやく把握できる。主曲線は等高線の基本間隔で引かれる細線で地形の詳細な起伏を表し、傾斜が緩い区域ではさらに補助曲線を加えて起伏を補う。三次元起工測量で取得した点群から等高線図を作成する場合も、この主曲線・計曲線・補助曲線の3段構成で描き分けるのが基本になり、線の太さ・種類を統一しておくと関係者間で図面を読み違えるリスクが減る。造成計画の打合せでは、まず計曲線を追って全体の勾配の向きを共有してから、主曲線で細部を詰めるという読み方をすることが多い。
確認される項目
- 等高線間隔が図面の縮尺・地形の起伏に対して適切に設定されているか
- 計曲線の標高注記が実測結果と一致しているか
- 急傾斜地で等高線が密集し判読しづらくなっていないか
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)