外距(外離れ)とは、道路線形の交点(IP)から曲線の中央部までの、二等分線に沿って測った最短距離である。IPから曲線がどれだけ内側に入り込むかを示す数値として使われる。
関連用語: 接線長(TL)、中矢(ミドルオーディネート)、IP杭
設計・用地検討での使われ方
交差点や擁壁の曲線部で、IP杭から曲線がどこまで張り出すかを事前に把握する数値として使う。用地境界や既存構造物との離隔を検討する設計段階でも、外距の値から曲線の張り出し位置を先に確認できるため、計画高や幅員の見直しが必要かどうかの判断材料になる。特に街区が狭い交差点の隅切りでは、外距が想定より大きく既存の構造物と干渉することがある。
実務での注意点
- 外距は曲線半径が小さいほど大きくなり、狭小交差点では用地との干渉を要確認する
- IP杭の位置がずれると外距の起点も連動してずれる
- 中矢と混同しやすいため、起点がIPか弦の中点かを図面で確認する
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)