土量バランスとは、工事区域内で発生する切土量と必要となる盛土量の収支を指し、過不足を調整して残土搬出や客土搬入を最小化する計画上の考え方です。バランスが取れれば運搬距離や処分費・購入土費を抑えられるため、造成・道路工事の経済性に直結します。土量計算で算出した切土量・盛土量・差引土量をもとに検討します。
土量バランスの概要・ポイント
土量バランスは単純な体積の釣り合いだけでなく、土量変化率(地山・ほぐし・締固め)を反映した実用土量で評価する点が重要です。発生土が盛土材として使えるかという品質面も検討に含まれます。
- 切土量・盛土量・差引土量を区分して把握する
- 土量変化率(L値・C値)を反映した実用土量で比較する
- 流用区間・運搬距離・仮置き場の検討が伴う
実務での使い方・注意点
現場では「残土を減らしたい」「客土の購入量を抑えたい」という相談が多くあります。見積時には、対象範囲・計画データの有無・基準面・土量変化率の指定・要求精度・成果物形式を確認しています。計測はドローン写真測量やレーザ計測で行い、Metashapeで点群・DEMを生成、TREND-POINTで計画面と比較して切盛数量を算出し、収支表として整理します。標準的な成果物は数量計算書・土量集計(PDF)、点群(LAS/LAZ)、地形(GeoTIFF)、断面・平面のDXF/DWG、必要に応じてLandXMLです。フローはロケハン→現地計測→点群処理→QC→納品で進めます。計画変更があると収支も変わるため、基準面や計画データの版管理を明確にする点が注意点です。
東海エアサービスの対応
東海エアサービスは測量業登録 第(1)-37730号・全省庁統一資格(役務・全国)を保有し、ドローン測量218件以上(2025年時点)の実績で切盛数量の算出と土量バランス検討の基礎資料作成に対応しています。名古屋拠点で愛知・三重・岐阜・静岡の東海4県および隣接県をカバーし、現況計測から数量集計・CAD納品までを支援します。
よくある質問
土量バランスの収支表まで作成してもらえますか
切土量・盛土量・差引土量を区分した数量集計として整理してご提供できます。土量変化率の扱いを事前に確認します。
計画案が複数ある場合に比較できますか
計画面ごとに数量を算出すれば、案ごとの切盛収支を比較できます。各案の設計データをご提供ください。
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