4S活動とは、整理・整頓・清掃・清潔の4つの取り組みを通じて現場環境を維持し、事故やミスの原因となる乱れを日常的に取り除く安全活動をいう。工程が進むほど資材や工具が増え現場が乱れやすくなるため、日々の積み重ねが問われる活動である。特別な設備投資を伴わず全員参加で取り組める点が、他の安全対策と異なる特徴といえる。
関連用語: 安全パトロール、危険予知(KY)
4つの要素の内容
整理は不要なものを現場から取り除くこと、整頓は必要なものを決めた場所に置き取り出しやすくすること、清掃は作業場所や機材の汚れを取り除くこと、清潔はこの3つの状態を維持することを指す。資材の乱雑な仮置きや通路への放置は、つまずきや重機との接触事故、火災時の避難経路確保の妨げにつながる。仮設事務所や休憩所の整理状況も、現場全体の意識を映す指標として見られる。
確認される項目
- 通路・避難経路が資材や配管でふさがれていないか
- 工具や小資材が使用後に決めた場所へ戻されているか
- 清掃当番や片付けの時間帯が朝礼で共有され、実際に守られているか
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)