切盛バランスとは

切盛バランスとは

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切盛バランスとは

切盛バランス(きりもりバランス)とは、土木工事において切土(きりど)と盛土(もりど)の量を調整し、バランスを取ることを指します。切土とは山や高い地盤を削って下げる作業であり、盛土とはその削った土を他の場所に運んで盛り上げる作業です。

建設現場では、造成工事や道路工事、宅地開発など様々な場面で地形を変更する必要があります。このとき、切土で出た土砂をそのまま盛土に活用できれば、外部からの土砂搬入や処分場への搬出が不要になります。切盛バランスを最適化することで、工事コストの削減、工期の短縮、環境への負荷軽減が実現できるため、施工計画の重要な検討項目となっています。

施工管理における重要性

施工管理者にとって切盛バランスの管理は、プロジェクト全体の効率性に大きく影響します。切盛量が合致していない場合、余った土砂の処理費用が発生したり、不足分を新たに調達したりする必要が生じ、予算超過につながります。

また、積算段階でも正確な切盛バランスの把握は不可欠です。設計図面からの概算ではなく、実地測量に基づいた正確なデータを得ることで、より精度の高い見積もりが可能になります。

ドローン測量による精度向上

近年、ドローン測量による3次元計測技術が普及し、切盛バランスの算出精度が飛躍的に向上しました。従来の地上測量と比べ、ドローンは短時間で広範囲の高精度な地形データを取得でき、施工前後の地盤高さを正確に把握できます。

3次元点群データから土量計算を行うことで、設計段階での理論値と実施工での実績値の乖離を最小化し、より正確な切盛バランス管理が実現します。これにより、無駄な土砂搬出入を削減し、環境配慮型の施工が可能になるのです。

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