東海4県、それぞれの現場の顔
東海エアサービスは名古屋を拠点に愛知県、三重県、岐阜県、静岡県で現場対応をしています。延べ218件以上のプロジェクトを通じて、「各県の特徴」が明確に見えてきました。
三重県:港湾・エネルギー、電波環境の課題
三重県の現場で最初に気づくのは、港湾関連の案件が多いこと。四日市港、尾鷲港など、重要な物流ハブが複数あります。
また、製紙工場やエネルギー関連の大規模施設の在庫計測(原料ヤード)も定期的に入ります。
一方、三重県北部の山間地や島嶼部は、GPS信号の受信が不安定な傾向があります。特に志摩半島周辺の複雑な地形では、RTK測位の補助として地上レーザースキャナを使う判断が増えます。
岐阜県:山間部工事、河川との付き合い方
岐阜県は山間部の工事が圧倒的に多いです。飛騨地域、中津川周辺、山越え工事。
特に印象的なのは、河川工事の多さ。木曽川、長良川、揖斐川の河川改修工事や、土砂災害対策の測量。河川近接地での飛行は風の影響を大きく受けるため、気象情報の読み込みが愛知県以上に厳密になります。
また、トンネル工事の立坑測量なども多く、複雑な3D形状の処理経験が蓄積されています。
静岡県:広域対応と天候の読み込み
静岡県は単純な「西部」「中部」「東部」では収まらない規模感があります。浜松から伊豆半島まで、南北の高低差も大きいです。
浜松は愛知県に近い平地工事が多いですが、山越え側に行くと急に山岳地形になります。伊豆半島や箱根周辺は、海からの強い風の影響を読む必要があります。
また、静岡県全体で「東海道新幹線近接」という制約が他県より多い傾向です。飛行空域の調整が複雑になることを実感しています。
愛知県:都市計測と基準点ネットワーク
愛知県(特に名古屋周辺)の特徴は、都市計測の案件が多いこと。工場立地の測量、都市開発予定地の把握、既存構造物の3Dモデル化。
また、愛知県の測量業者ネットワークが充実しており、基準点(GCPの既知点)の相談がしやすいメリットがあります。三重・岐阜・静岡では、基準点の設置から自分たちで対応することが増えます。
技術対応の違い
愛知県: ドローンRTK+標準処理で大半の案件に対応可能
三重県: 電波環境が悪い場合、地上レーザースキャナの組み合わせ必須
岐阜県: 河川近接・山間部の風対策、複雑な3D形状処理
静岡県: 広域移動、複数日対応、天候予測の精密化
わたしたちの競争力
「東海全域に対応」という看板を掲げる企業は多いですが、実際には各県ごとの現場の顔を知る企業は少ないです。
三重の港湾特性、岐阜の河川工事、静岡の広域対応、愛知の基準点ネットワーク。それぞれの違いを知っているからこそ、最適な技術提案ができます。
東海4県でのドローン測量・3D計測は、地域の違いを理解している企業にお任せください。