去年、こんなことがありました。
大手製造業の工場の在庫棚卸しのご依頼をいただいて、見積もりまで出したんです。でも、その後連絡がなくなってしまい、「あ、他社に決めたんだな」と思ってました。
三ヶ月後、その会社からまた連絡をもらったんです。「実は他の業者さんにお願いしたんですけど、やっぱり東海エアさんにしたいんです」と。
どうしたのか聞いてみたら、他の業者さんに頼んだ在庫計測のデータが「予想と大きく合わなかった」らしいんです。数字の信頼性がよくわからなくて、経営判断ができなくなってしまったと。
それで私たちの最初の提案を見返してみたら「精度±3cm」「チェックポイント実測値との比較一覧付き」って書いてあった。「こういう説明があるから、こっちにしたい」と言ってくれたわけです。
実は、その時点ではまだ単価の話もしていなかったんです。向こうは「他社より安いから」で決めたらしい。でも、データの確信がなければ、安さは意味がない。
その後も継続して依頼いただいているんですけど、毎回「精度と信頼性が他と違う」と言ってくれます。スピードや料金よりも「本当に信じられるデータが返ってくるか」が、結局いちばん大事なんだなって実感しました。
ドローン測量も3D計測も「技術力でみんな同じ」じゃないんですよね。同じ機材で飛ばしても、後処理の仕方、精度の出し方、チェック方法で大きく違う。その違いが「他社との差」になることを、改めて認識させてくれた案件でした。
一度失われた信頼を取り戻すのは、新規営業より何倍も難しい。だからこそ、最初の一本目で全力を尽くす。その積み重ねが「やっぱり戻ってきた」につながるんだと思います。