CASE STUDY
岩塚物流センター
工場床スラブ 不陸計測
大手食品メーカー物流拠点の床面高低差を3Dスキャナーで精密計測
案件概要
| 対象施設 | 岩塚物流センター(食品メーカー物流拠点) |
| 所在地 | 愛知県 |
| 業種 | 食品製造・物流 |
| サービス | 工場床スラブ 不陸計測(3Dスキャナー) |
| 計測対象 | 物流センター床スラブ全域(複数エリア・棟) |
| 工期 | 2023年3月(複数日・エリア分割計測) |
| 成果物 | 平面図・点群データ(HDD納品) |
物流センター床面の不陸計測が必要な理由
食品メーカーの物流センターでは、フォークリフトや自動搬送機器が毎日稼働しています。床面に不陸(凸凹・高低差)が生じると、機器の走行安定性が低下するだけでなく、商品の転倒・破損リスクや作業者の安全にも直結します。
- 床面の経年劣化による沈下・ひび割れが広範囲に及び、従来の水準測量では全体把握に時間・コストがかかる
- 施設稼働中に最小限の停止時間で計測を完了させる必要があった
- 複数棟・エリアにまたがる広範囲の床面を一括してデータ化し、改修優先箇所の可視化が求められた
実施内容
エリア分割・器械点設定
物流センターを複数棟・エリアに分割し、各エリアに計測基準となる器械点を設定。A1棟をはじめ全エリアを系統的にカバーできるよう計画を立案しました。
3Dスキャナーによる床面計測
3Dレーザースキャナーを使用して、床スラブ全域の点群データを取得。各エリアの計測完了後、平面図の詳細写真と点群データをセットで記録・管理しました。
データ処理・納品
取得した点群データを処理し、不陸の分布・高低差を可視化。測定データはHDDに格納のうえ、発注者へ納品しました。
成果・効果
複数棟
広範囲を一括計測
短工期
施設稼働への影響を最小化
高精度
3Dスキャナーでmm単位の計測
広大な物流センターの床面全域を短期間でデータ化することで、改修が必要な箇所の優先順位付けが可能になりました。従来の水準測量と比べて大幅な工数削減を実現し、施設の稼働スケジュールへの影響を最小限に抑えながら計測を完了しました。
この事例から分かること
- 物流・食品施設の床面不陸計測は、3Dスキャナーを活用することで従来比大幅な時間短縮が可能
- エリア分割・器械点設定の計画が精度と効率を左右する
- 取得した点群データは改修設計・工事見積もりの根拠資料として即活用できる
- 稼働中施設でも、計画的な進め方で業務停止時間を最小化できる