「ドローンの精度、本当に大丈夫?」と疑っていた現場監督の話

建設現場の現場監督というのは、「信じられるデータ」でしか動かない人たちです。

ある大型建設現場で測量を依頼していただいたとき、監督さんは最初、ドローン測量に懐疑的でした。「ドローンで撮った写真で本当に±3cm の精度が出るんですか?」って何度も聞かれました。

気持ちは分かるんです。従来の測量は、トータルステーション(測量機)で一点一点確認していく。それなら信頼できる。でも「空中から撮った写真で地面の高さが分かる」って、初めて聞く人には、正直、魔法に見えるんでしょう。

だから、私たちはその現場で「精度確認チェック」をやることにしました。ドローンで計測したあと、その現場の何ヶ所かを従来の測量機で再度測定して「ドローンのデータとどのくらい合ってるか」を数字で見せるやり方です。

結果は水平±2cm、垂直±4cm。監督さんは測量機の読値とドローンのデータを見比べて「あ、これ本当に合ってる…」と納得してくれました。その後、その現場だけじゃなく、その会社の他の現場でも何度も依頼をいただきました。

思ったんですけど「精度がいい」って言葉よりも「具体的な数字で証明する」ほうが、絶対に信頼につながるんです。

特に建設業の方は、現場で失敗すれば損失が大きい。だから「ドローンは新しい技術だから」とか「新しいから精度がいい」という説明では動きません。「従来の方法と同じレベルの精度が出ている」という証拠が欲しいわけです。

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ドローン測量の技術は確実に進化していますが、技術の話よりも「信頼の話」のほうが営業では大事なんだなって、その現場監督さんから学びました。

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