駐車場・大規模用地の測量にドローンが選ばれる理由
大型商業施設・物流倉庫・工場の駐車場・構内通路など、広大な平地エリアの測量は人力では時間と費用がかかります。ドローン測量を活用することで、広い敷地を短時間で面的に計測し、現況地盤高の把握・排水計画・造成量の算出に必要なデータを効率的に取得できます。
東海エアサービスでは「開発前に現況地盤高を正確に把握したい」「排水不良の原因となる地盤の低いエリアを特定したい」「造成工事の土量を事前に算出したい」というご相談をよくいただきます。
駐車場・大規模用地での主な活用場面
1. 現況測量・地盤高の把握
敷地全体を一括でドローン計測し、地盤高を面的に把握します。舗装面の不陸(凹凸)・排水勾配の不足箇所を可視化し、補修計画の根拠データとして活用できます。既存の図面と現況のズレを把握するためにも有効です。
2. 排水計画への活用
DSM(数値表層モデル)から敷地内の水の流れる方向・集水点を分析します。排水路の設計・集水桝の配置計画に必要な傾斜データをDXF形式で出力します。雨水対策・ゲリラ豪雨対応の排水改善計画の設計根拠として活用できます。
3. 造成・整地量の算出
計画高と現況高の差分から切土・盛土量を算出します。大規模造成では、土量バランスを事前に把握することで残土処理費・盛土材料費の精度高い積算が可能になります。
4. 複数時点での変化モニタリング
定期的な計測を行うことで、地盤の沈下・不等沈下の進行を数値で把握できます。物流倉庫・工場の構内通路管理にも活用されています。
駐車場・大規模用地でよくある相談内容
東海エアサービスが駐車場・大規模用地関連で受ける相談でよく聞かれるのは以下の内容です。
- 「開発計画の検討に向けて現況地盤高を知りたい」
- 「大雨のたびに特定の場所が冠水する。原因となる低地を特定したい」
- 「造成工事に向けて切盛土量と残土量を算出してほしい」
- 「倉庫の構内通路の不陸が激しくなってきた。どこが最も沈下しているか確認したい」
実務フロー
- ロケハン・飛行計画:敷地の広さ・障害物(照明柱・防犯カメラ等)確認、GCP配置計画
- UAVフライト:RTK/PPK対応機で計測(水平±3cm・垂直±5cm)。駐車中の車両に注意した飛行ルートを設定
- 点群・DSM・オルソ生成:Metashape / Pix4Dmapperで処理
- 地盤高・排水勾配・土量算出:TREND-POINT / TREND-ONEで解析
- 成果物納品:GeoTIFF・DXF・PDF報告書(地盤高コンター図・排水フロー図含む)
見積時に確認していること
- 敷地の面積(㎡またはha)
- 計測目的(現況把握・排水計画・造成量算出・モニタリング)
- 敷地の使用状況(稼働中か未使用地か)
- GCP設置が可能な場所(駐車場の境界付近など)
- 成果物の形式・要件(設計ソフトへのインポート要否)
よくある質問
Q:営業時間中でも計測できますか?
営業時間中は駐車中の車両が多く、地盤面の取得に制限が生じます。閉店後・早朝・定休日など車両が少ない時間帯での計測が理想的です。スケジュールをご相談ください。
Q:舗装面の不陸(凹凸)の計測精度はどれくらいですか?
RTK/PPK対応機での計測精度は水平±3cm・垂直±5cmです。舗装補修の判断基準となる数センチオーダーの不陸把握に対応しています。
Q:施設内(屋根のある駐車場)も計測できますか?
屋根のある立体駐車場・屋内はGNSSの受信が困難なため、ドローン測量は対象外です。屋外の平面駐車場・構内通路が対象となります。
Q:物流倉庫の床面沈下モニタリングに使えますか?
屋外の構内通路・荷捌き場の沈下モニタリングには対応しています。定期計測で沈下量の経年変化を記録し、補修計画の優先順位付けに活用できます。
費用目安と対応エリア
駐車場・大規模用地の測量費用は敷地面積・成果物要件によって異なりますが、目安として15万円〜からご相談いただいています。全国対応(全省庁統一資格・役務)。測量業 登録第(1)-37730号。
東海エアサービス株式会社 TEL:050-7117-7141(平日9:00〜18:00)
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