名古屋港臨海地帯の現場の難しさと面白さ
東海エアサービスが対応した案件の中でも、難易度が高く、かつやりがいがあるのが、名古屋港周辺の臨海工業地帯でのドローン測量・3Dスキャンです。
製紙工場、化学工場、鋼材加工施設、石油関連施設。そうした大規模施設での計測は、通常の建設現場とは全く異なる制約と安全管理が必要です。
飛行申請の複雑さ
名古屋港臨海地帯は、空港の進入経路に近い場所が多くあります。愛知県中部国際空港(セントレア)との距離を踏まえた、厳密な飛行計画の提出が必須です。
単なる「AGRAS飛行許可」では足りません。施設管理者の許可、港湾局への届出、場合によっては中部航空局への事前協議が必要になります。
実際、ある大規模化学工場での計測では、申請から実施まで6週間以上の調整期間が必要でした。その間のコミュニケーション、変更対応、現地確認。そうした「見えない部分」の努力が、現場での1時間の飛行を実現させています。
工場内の安全管理
臨海工業地帯の施設内でのドローン飛行は、単なる技術的な問題ではなく、「人命と資産保護」の問題です。
飛行ルートの下に人員がいないか。パイプライン、電力線、ガス管との距離は十分か。風による飛行体の流れ(特に海からの風)は予測可能か。
毎回、施設の安全管理者と一緒に現地を下見します。風速計を持って、実際の風を計測する。ドローンを上げる際の「スポッター」配置も、通常の建設現場より慎重になります。
複雑な施設形状への処理
名古屋港の工場は、建て増しを繰り返した複雑な形状をしていることが多いです。屋根上の配管、複数の煙突、隣接する異なる建物。
そうした複雑な3D形状を、正確に点群化・メッシュ化するには、単なるドローン計測だけではなく、地上レーザースキャナ(TLS)との組み合わせが必要になります。
私たちが保有するTREND-POINTやTREND-ONEを活用して、DWG形式の平面図・立面図・横断図を生成します。そこまでが「計測」です。
在庫計測の実例
製紙工場やエネルギー関連施設では、原料や製品の在庫ヤードの定期的な体積計測が必要です。
積み上げられた原木、ペレット、コークス。こうした「形の不規則な大量物質」の体積を、正確に測定する。これがドローン測量の実践的な活用例です。
精度±5cm(垂直)以内で、土量・体積を算出。それを発注者が在庫管理に直結させる。そうした信頼関係が、「継続案件」につながります。
わたしたちが確保するもの
名古屋港臨海地帯での計測実績218件以上は、単なる「件数」ではなく、「安全管理と技術の組み合わせ」の積み重ねです。
飛行許可取得の経験、工場内安全協議の知見、複雑な3D処理技術。それら全てが、臨海地帯での案件を実現させます。
精度水平±3cm・垂直±5cm、測量業登録(第(1)-37730号)、全省庁統一資格。こうした基本的な「資格と精度」の上に、現場経験が乗っかっています。
名古屋港・臨海工業地帯での測量・3Dスキャンは、この地域を知り尽くした企業に任せてください。