「LiDARドローンと写真測量、どちらを使えばいいのか分からない」——現場担当者からよく届く相談です。この記事では、両者の仕組みの違いから費用目安・選び方の6つのポイントまでを整理します。
LiDARとは何か
LiDAR(Light Detection And Ranging)は、レーザー光を対象物に照射し、反射が戻るまでの時間を計測して3次元の点群データを生成する技術です。1秒間に数十万〜数百万点を計測でき、植生の隙間から地盤面を捉えることが最大の強みです。東海エアサービスではドローン搭載型のレーザースキャナを使い、急峻な山林・工場敷地・夜間施工現場など多様な環境に対応しています。
写真測量(SfM)とは何か
写真測量(SfM: Structure from Motion)は複数の空撮画像を重ね合わせ、特徴点のマッチングから3Dモデルを再構築する手法です。Metashape・Pix4Dmapperなどの専用ソフトで処理し、比較的低コストで高解像度のオルソ画像と点群を生成できます。開けた造成地や農地では写真測量が費用対効果で優位に立ちます。
LiDARと写真測量の比較
| 比較項目 | LiDAR(レーザー) | 写真測量(SfM) |
|---|---|---|
| 計測原理 | レーザー飛行時間計測 | 画像の特徴点マッチング |
| 精度(水平) | ±3〜5cm | ±3cm(RTK対応) |
| 精度(垂直) | ±5〜10cm | ±5cm(RTK対応) |
| 植生下の計測 | ◎ 地盤面抽出が得意 | ✕ 樹冠のみで地盤取得困難 |
| 費用目安 | 25万円〜 | 15万円〜 |
| 処理時間 | 比較的短い | 点数が多いと長くなる |
| 夜間・悪天候 | 対応可 | 基本的に不可 |
LiDARが有利なケース
- 森林・草地・藪の下の地形計測:写真では見えない地盤面をレーザーが通り抜けて取得します。
- 急峻な山岳・斜面測量:樹木に覆われた斜面でも高精度なDSM/DTMを生成できます。
- 工場・屋内の棚卸・在庫計測:広大な屋内空間や原料山の体積測定に活用されます。
- 夜間・暗所施工の進捗管理:光源に依存しないため、24時間対応が可能です。
写真測量が有利なケース
- 開けた造成地・ほ場の土量計算:遮蔽物がなく精度も十分。コストを抑えつつ高解像度オルソが得られます。
- コスト重視の現場:初回測量や概算確認には写真測量が最適解です。
- カラー情報が必要な3Dモデル:テクスチャ付きモデルは写真測量にしか生成できません。
現場に合わせた選び方:6つのポイント
- 植生・遮蔽物の有無:草木や建物で地盤が隠れるならLiDAR一択。
- 要求精度:±3cm以内が必要ならRTK対応の両手法で比較検討。
- 予算上限:15万円〜なら写真測量、精度・植生対応を重視するなら25万円〜のLiDAR。
- 成果物の種類:DTM(地盤面モデル)が必要ならLiDAR、カラーオルソが必要なら写真測量。
- 現場環境(天候・時間帯):夜間・悪天候での計測が前提ならLiDARのみ対応可。
- データ活用方法:BIM/CIM連携・土量計算・GIS解析いずれも対応可。用途を事前に共有いただくと最適手法を提案します。
費用目安
費用はエリア・飛行範囲・成果物の種類によって変動しますが、目安として以下の通りです(税別)。
- 写真測量(SfM):15万円〜
- LiDAR(3次元レーザー計測):25万円〜
東海エアサービスでは218件以上の実績をもとに、現場条件に最適な手法と費用を見積します。まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. LiDARと写真測量は同じ現場で併用できますか?
はい、可能です。植生が密な区域はLiDAR、開けた区域は写真測量と使い分けることでコストを最適化できます。
Q2. 精度証明書・計算書は発行できますか?
はい。GCP(地上基準点)を設置した測量案件では精度証明書・座標成果表を提出します。測量業 登録第(1)-37730号取得済みです。
Q3. 見積依頼から納品まで何日かかりますか?
見積は最短即日回答、飛行・処理を含めた標準納期は受注後5〜10営業日です(現場規模・気象条件により変動)。急ぎの案件はご相談ください。
LiDAR計測・写真測量のご相談はこちら
東海エアサービスは全国対応・218件以上の実績を持つドローン測量・3Dデータ解析の専門会社です。植生下の地形測量からBIM/CIM連携まで、最適な手法をご提案します。
📞 TEL:050-7117-7141(平日 9:00〜18:00)
✉ Email:info@tokaiair.com
🌐 https://tokaiair.com/
名古屋・東海エリアでのご相談