岐阜・美濃エリアの建設工事・河川整備のドローン測量

岐阜県中濃地域(関市・美濃市・郡上市南部)は、長良川の中流域に広がる河川・丘陵・山間部が混在するエリアです。関市の刃物・機械工業、美濃市の和紙産業と長良川沿いの丘陵地形、郡上南部の山間河川という三様の地域特性が、測量・計測の現場ニーズにも直接反映されています。東海エアサービスでは名古屋市名東区を拠点に、DJI系RTK/PPKドローンと地上型レーザースキャナを組み合わせて、中濃エリアの建設工事・河川整備・造成工事に対応しています。

美濃中濃の市別特性と現場ニーズ

中濃エリアは市ごとに地形・産業が大きく異なります。それぞれの特性と、現場で多く受ける測量ニーズをまとめました。

市区域地域特性主な測量ニーズ
関市刃物・機械工業の集積地。市街地と工業団地が混在し、長良川が市内を流れる。平坦地と丘陵の境界部に開発案件が多い。工業団地造成の土量計算、市街地建設工事のICT測量、河川護岸の現況確認
美濃市美濃和紙の産地として知られる。長良川に面した低地と周囲の丘陵地が特徴的で、農地・里山の斜面造成案件が一定数ある。丘陵造成の切土・盛土量算出、長良川沿い護岸の横断測量、道路設計のための地形データ取得
郡上市南部吉田川・長良川の上流部に位置し、山間部の渓谷地形が続く。砂防・護岸工事や林道整備など、アクセス困難な現場が多い。砂防ダム周辺の現況把握、渓谷部の縦横断測量、林道整備に伴う地形モデル作成

中濃エリアで多い計測の種類

中濃で受注が集まりやすい計測は、大きく次の4種類に整理できます。

河川整備・護岸の現況測量
長良川中流域と支流の護岸補修・河道維持工事では、護岸断面の現況把握が繰り返し求められます。RTKドローンで取得した点群データからLandXMLを生成し、横断図・縦断図のDWG出力まで一括対応します。水際付近は機体の低高度飛行が必要になるケースがあるため、飛行前に河川管理者との調整を標準フローに組み込んでいます。

建設工事のICT活用・土量計算
関市の工業団地造成や郡上南部の道路切土工事では、着工前・中間・竣工の3時点でドローン計測を行い、土量変化を追跡する依頼が多くなっています。成果物は体積計算表とLAS/LAZデータで提出し、施工管理ソフトへの取り込みにも対応しています。

丘陵・里山の造成測量
美濃市周辺の丘陵地では、農地転用や太陽光設備の造成前測量が増えています。傾斜変化が複雑な地形でも、地上型レーザースキャナとドローン点群を組み合わせることで、樹木下部の地形も精度よく取得できます。成果はTREND-POINTで処理し、DXF・PDF・体積計算表の形で提出します。

道路設計のための地形モデル取得
林道整備や生活道路の改修設計では、設計士が使えるLandXML形式の地形モデルが求められます。PPK測位で後処理精度を担保し、TREND-ONEで横断データを出力するフローを標準としています。

中濃での飛行・作業上の留意点

長良川沿いの飛行と出水期前の段取り
長良川は増水期(6〜9月)に流速・水位が急変するため、護岸・河床の計測は5月末までに完了させるか、10月以降に設定するケースが多くなっています。河川区域での飛行は河川管理者への事前協議が必要で、調整に2〜3週間を要する場合があります。スケジュールに余裕をもって相談いただくと段取りがスムーズです。

丘陵・山間部の地形と機体選定
美濃市の丘陵地や郡上南部の山間部では、樹林帯が多く見通しの確保が難しい現場があります。標定点(GCP)の配置設計と、RTK/PPKの使い分けを現地状況に合わせて判断しています。急峻な地形ではドローンと地上型スキャナの併用が有効で、現地確認(ロケハン)の段階で最適な機材構成を提案しています。

座標系の確認
岐阜県中濃地域は平面直角座標系の第VII系に属します。既存図面との整合を取るため、発注者が指定する座標系・水準基準を事前に確認してから計測計画を立てます。成果物の座標系はDWG・LandXML・PDFの全フォーマットで統一して提出します。

よくあるご質問

Q. 長良川の護岸工事で、増水前に急ぎ現況を押さえたい。どのくらいで対応できますか?
A. 計測完了後は通常5営業日、お急ぎの場合は3営業日で点群データと横断図を納品しています。河川区域の飛行許可手続きが必要な場合は並行して進めますので、まず現状と希望日程をお知らせください。日程は現場条件・申請の要否によって変わります。

Q. 郡上南部の山間部で林道の設計測量を検討しています。アクセスが悪い場所でも対応できますか?
A. 対応しています。車両が入れない区間はドローンによる空撮と点群取得が有効で、人が入れない斜面の地形も効率よく取得できます。現地ロケハンを実施したうえで、ドローン・地上型スキャナの組み合わせを提案します。成果物はLandXML・DWGで提出し、林道設計ソフトへの取り込みも想定した形式で整えます。

東海エアサービスの実務での進め方

東海エアサービスは名古屋市名東区を拠点に、測量業登録 第(1)-37730号・全省庁統一資格を取得した体制で岐阜県中濃エリアに対応しています。実務では次の流れで進めています。

ロケハン・調整:現場の地形・樹木・電波環境を事前確認し、飛行申請が必要な区域(河川・DID・150m以上等)は申請手続きを並行して進めます。

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計測:DJI系RTK/PPKドローンで空撮点群を取得。地形が複雑な箇所は地上型レーザースキャナを補完的に使用します。標定点の設置・検証も現場で完結させます。

処理・成果物作成:TREND-POINT・TREND-ONEで点群処理・横断縦断図を作成。成果物はLAS/LAZ・LandXML・DWG・DXF・PDF・体積計算表の形式で提出します。納期は現地計測後5営業日(急ぎは3営業日)が標準です。

QC・引き渡し:座標系・精度・成果フォーマットを社内チェックしてから納品します。設計士・施工管理担当への引き継ぎに必要な補足説明にも対応しています。

岐阜県全体のドローン測量対応は岐阜県のドローン測量のページをご覧ください。

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