ドローン測量の提案が断られる理由と対策
建設会社・測量業者・コンサルタント向けに「顧客へのドローン測量提案の説き方」を解説します。よくある反論と効果的な回答方法をまとめました。
よくある反論と対策
反論1:「費用が高いのでは」
回答
ドローン測量は15万円〜からであり、むしろコスト削減になります。従来の地上測量と異なり、立ち入り困難な急勾配・水面・軟弱地盤での計測が低コストで可能です。
結果として、安全対策費・足場代・人件費をトータルで削減できるため、プロジェクト全体の採算が改善されます。
反論2:「精度が心配だ」
回答
当社の精度は水平±3cm垂直±5cmです。測量業登録(第(1)-37730号)保有、全省庁統一資格対応により、公共工事・官公庁案件にも採用されています。
設計誤差や施工誤差を考えると、ドローン測量の精度で問題が生じるケースはほぼありません。
反論3:「実績が少ないのでは」
回答
実績218件以上です。土量計算、安全管理、進捗撮影、赤外線調査、3D設計資料など、様々な用途での納入実績があります。
ゼネコン・測量業者・官公庁から継続依頼をいただいています。
反論4:「導入に時間がかかるのでは」
回答
調査から納品まで通常1〜2週間です。急ぎの案件であれば短納期対応も可能です。事前に計測地域・精度要件・希望形式を確認いただければ、スピーディーに提案できます。
反論5:「天気や飛行禁止エリアが心配」
回答
気象条件は現場により異なりますが、曇り空での撮影も可能です。飛行禁止エリア(空港周辺など)に関しては、事前に確認・申請対応します。大部分の現場は飛行許可が必要ない範囲です。
提案時の「信頼構築ポイント」
- 資格を明示する:測量業登録、全省庁統一資格、BCP認定
- 実績を示す:218件以上の納入実績
- 精度を数字で示す:水平±3cm垂直±5cm
- 事例を用いる:「同じ業界・規模の事例」を共有する
- アフターフォロー体制:納品後のサポート、追加解析対応など
効果的な提案フロー
- 現場の課題ヒアリング(土量計算が必要?進捗管理?)
- 従来手法とドローン測量の比較説明
- 精度・実績を数字で提示
- 必要な情報(現場位置・面積・精度要件・納期)の確認
- 見積・スケジュール提案
- 契約・実施スケジュール確定
まとめ
ドローン測量は「新しい技術」ではなく「確立された手法」です。資格・実績・精度を正しく説明することで、顧客の不安は大きく軽減されます。
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)