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コラム

建設ICTとは?i-Construction・ICT施工の5ステップと中小建設会社の導入法

この記事に関係するサービスは「ドローン測量(UAV写真測量)」です。料金は、3分で概算を見られます。

建設ICT(ICT施工)とは、3次元データを活用して建設工事の生産性・品質を向上させる取り組みです。国土交通省が推進するi-Constructionの核となる技術で、ドローン測量・ICT建機・BIM/CIMを組み合わせた建設DXの第一歩です。

建設ICTとは

建設ICT(Information and Communication Technology)とは、測量・設計・施工・検査の各プロセスに3次元データとデジタル技術を活用し、業務効率化と品質向上を実現する取り組みです。

図解ICT土工の5つの段階

ICT土工は5つの段階からなり、当社は3次元起工測量、3次元設計データ作成、出来形の計測を受けます。

  1. 13次元起工測量着工前の現況を点群で測ります(当社が受けます)。
  2. 23次元設計データ作成ICT建機に読み込むLandXMLをつくります(当社が受けます)。
  3. 3ICT建機施工3次元設計データを読み込んだICT建機で施工します。
  4. 43次元出来形管理等施工後の形を測り、設計との差を確かめます(当社が受けます)。
  5. 53次元データ納品施工の3次元データを発注者に納めます。

出来形の計測では、精度管理表と検証点残差報告書を付けて納めます。

出典:内閣官房「第1次国土強靱化実施中期計画」のICT施工の5つの技術基準。当社が受ける段階は当社のサービス内容

ドローン測量の内容と料金を見る

i-Constructionとは

i-Constructionは、国土交通省が2016年から推進する「建設生産プロセスの生産性向上」政策です。3次元データを起工測量から竣工まで一貫活用することで、人手不足・高齢化という建設業界の課題に対応します。

対象工事はICT活用工事として発注され、落札業者が3次元起工測量・3次元設計・ICT建機・3次元出来形管理を実施します。

ICT施工の5ステップ

Step 1: 3次元起工測量

ドローンまたは地上型レーザースキャナで現況地形を計測し、3次元点群データ・DSMを作成します。

→ ドローン測量の詳細

Step 2: 3次元設計データ作成

設計図面をもとに、施工に使用する3次元設計データ(TINサーフェス)を作成します。LandXML形式で出力します。

→ LandXML形式とは

Step 3: ICT建機による施工

マシンガイダンス・マシンコントロール対応の建機で、3次元設計データに基づいた自動制御施工を行います。

→ マシンガイダンスとは / マシンコントロールとは

Step 4: 3次元出来形管理

施工完了部分をドローンまたはTSで再計測し、3次元設計データとの差分を確認します。国土交通省の出来形管理要領に準拠した帳票を作成します。

→ 4次元進捗管理とは

Step 5: 電子納品

点群データ・オルソ画像・出来形管理帳票をデジタルで納品します。

→ 電子納品とは

柱に貼った図面を確かめるヘルメット姿の技術者
柱に貼った図面を確かめるヘルメット姿の技術者(写真はイメージです)

中小建設会社が導入するメリット

  • 公共工事の評価加点: ICT活用工事の実績が総合評価の加点対象になる
  • 工期短縮: 起工測量・出来形確認の工数が大幅削減
  • 作業員の安全: 危険箇所での人力測量が不要になる
  • 残土削減: 精密な出来形管理で切盛バランスが最適化

補助金・加点制度の活用

ICT施工に関連する補助金・加点制度として以下があります。(詳細は最新の公示内容を確認してください)

  • 建設DX補助金(経産省系)
  • 総合評価競争入札の技術評価加点
  • 施工管理の省力化補助金

外注委託でコストを抑える方法

ICT施工で最もコストと時間がかかるのが「3次元起工測量」と「3次元出来形管理」です。この部分を測量専門会社に委託することで、ICT建機への投資なしにICT活用工事に対応できます。

東海エアサービスでは以下を一括で提供します。

  • ドローンによる3次元起工測量
  • 3次元設計データ(TIN/LandXML)作成
  • 3次元出来形計測・管理帳票作成
  • 電子納品用データセット
図解成果物と納品の形式

点群はLAS・LAZ、オルソ画像はGeoTIFF、図面はDXF・DWG、3次元設計データはLandXMLで納めます。

成果物形式
点群 LAS・LAZ
オルソ画像 GeoTIFF
図面 DXF・DWG
3次元設計データ LandXML
BIM/CIM向けの3次元モデル IFC・OBJ
土量計算書 PDF・Excel・CSV

お使いのソフトや発注者の指定に合わせて形式を決めます。電子納品(XML)と、TREND-POINT・TREND-ONE向けの形式にも対応します。

出典:当社のよくある質問(納品の形式)

よくある質問

Q. i-ConstructionとICT施工の違いは何ですか?

A. i-Constructionは国土交通省の政策・制度の名称です。ICT施工はその具体的な実施内容(3次元測量・ICT建機・電子納品)の総称です。i-Constructionの実現手段がICT施工と考えると分かりやすいです。

Q. 小規模工事でもICT施工は必要ですか?

A. 国土交通省は小規模工事へのICT活用も推進していますが、強制ではありません。ただし、総合評価での加点を狙う場合や、将来の義務化に備える意味では早期導入が有利です。

Q. 自社でICT建機がなくてもICT施工に対応できますか?

A. 対応できます。3次元起工測量・出来形管理を外注委託し、施工は従来建機で行うことも可能です。東海エアサービスがデータ作成部分を担当します。

Q. ICT活用工事の申請書類作成は難しいですか?

A. 初回は手続きが複雑に感じますが、定型化されています。東海エアサービスでは申請書類作成のサポートも行っています。

Q. 費用はどれくらいかかりますか?

A. 3次元起工測量〜出来形管理まで一括委託する場合の費用は、現場規模・工種によって変動します。公共工事の加点メリットと比較すると費用対効果が高いケースが多いため、現場条件を踏まえた見積もりでご確認ください。

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東海エアサービス株式会社

名古屋市名東区のドローン測量・3次元計測の会社です。土量・出来形・在庫・設備を測り、点群・図面・数量計算書で納品しています。測量業登録 第(1)-37730号。