1フライトの計測範囲とは、ドローンが一度の飛行(バッテリー交換なし)で計測できる地表面積のことです。計測精度・カメラ仕様・飛行高度によって異なります。
計測範囲を決める要因
複数の技術的要因が関わります。
- 飛行高度:高度が高いほど広い範囲を計測できるが、地上解像度(GSD)が粗くなる
- カメラ画角:広角レンズは広範囲、望遠レンズは狭い範囲を計測
- オーバーラップ率:3D復元に必要な写真の重複率(通常60〜70%)を確保すると、実覆面積が狭まる
- バッテリー容量:RTK機では通常23〜31分のフライト時間
実例
DJI Matrice 300 RTKで、高度100m、GSD 2.7cmで計測した場合、1フライト約50〜80ヘクタールを目安にしています。精度を1.5cm以下に上げると、計測範囲は20〜30ヘクタールに縮まります。
見積への反映
計測面積が100ヘクタール必要な場合、2〜3フライトが必要になり、作業日数・作業人員が増加し、見積価格に反映されます。
— TAS Technical Writing Team(技術記事監修)